子育ての費用を試算してみよう

【お金の勉強はなぜ大事?】

毎週月曜開催の日本語ファイナンス勉強会で「お金持ちフォーミュラ」というテーマの話をしました。2月はリタイアメントに関するテーマを多く取り上げました。老後対策について掘り下げて考えれば考えるほど、20代、30代の若い世代の方に、お金の勉強をしてもらいたいという思いが私の中で強くなっています。

インフレリスクは若い世代にもさまざまな重圧になっています。就活中の大学生や赤ちゃんを産んだばかりの若いママたちも生活の中でインフレの影響を色濃く受けていると感じます。でも対策がわからず、悩んだり不安を抱えている方が大半です。

【まずは現状分析!】

アメリカのシンクタンク「ブルッキングス研究所(The Brookings Institution)」の推計を以下ご紹介します。

現在、高校までの子育て費用はインフレ率の上昇により、子ども一人につき30万ドル(2022年8月の為替で約4100万円)以上という高額な支出のデータが予測されています。

親にとって頭が痛いのが、次の3つの費用ではないでしょうか?

1)高額な大学費用

ハーバード大学 2024年-2025年度のCOA (Cost of Attendance) $82,866(1年間)

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)2024年-2025年度のCOA (Cost of Attendance)

$42,059(On-Campus)州内学生(1年間)

$76,259(On-Campus)州外学生(1年間)

2)デイケア(チャイルドケア)

Infant: $1,100–$2,200/月

Toddler: $900–$2,000/月

3)学齢前の保育費用

Preschooler: $700–$1,700/月

【現状分析→課題の認知→正しい知識と対策】

このような高額な金額を見ると、子どもを持つ前から計画的にお金の準備をしなければと
心配になって来る方は多いと思います。

子どもたちの年齢に合わせて、幼少期からティーンまでの間に、親子で一緒にお金の勉強をするにはどんなふうにしたら良いか?そんなテーマのセミナーも開催しています。ぜひ今すぐできるところから、少しずつ対策を始めてください!

まずは親が学びましょう。そして、親から子どもへとお金の知識と活用術を教えてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です