【セロトニン不足に注意!】
春休み明けから5月のメモリアルホリデーまでは、祝日がありません。子どもたちにとってはストレスを感じやすい時期。現地校と日本語補習校とダブルスクールのご家庭は特に注意してあげてください。
というのも、現地校は学年度末の仕上げの時期。学校によっては色々な発表会やイベント、オープンハウスなどが予定されていると思います。一方、日本の学校は4月といえば新学期。さあスタート!ということで新しい先生、新しいクラスと新しい環境に適応するための緊張感があります。そして新学期ゆえのイベントの多さもありとても忙しくなります。
【4−5月にストレスを感じやすい子どもたち】
私自身、補習校で担任をしていた時は目がまわるような多忙さを感じていました。子どもたちといち早く関係性を築くにはどうしたら良いか?を常に考えていました。授業参観の授業準備(5月)運動会(6月)の準備(ダンス練習やリレー選手の選出など)など次々にやらなくてはならないことが押し寄せてきました。
私は教師として働いてみて、本当の意味で現地校&補習校両方がんばっている子どもたちの努力、大変さというものをみにしみて理解できたと感じた経験でした。アメリカは広大な国土なので、地域によって天候は異なりますが、年中温暖と言われるサンディエゴもこの時期お天気がとても不安定で、曇天の日、夏のように暑い日と温度調節が難しい時期でもあります。
【愛情ホルモン セロトニンを増やす方法】
安心ホルモン、愛情ホルモンと呼ばれる「セロトニン」は日照時間やストレスに大きく影響されますので、あらかじめ、時間にゆとりを持ち、リラックスできる時間&空間を確保してあげてください。そして、学校内外で毎日いろいろなチャレンジをしている子どもたちを、たくさん褒めて励ましてあげてください。
【心の栄養剤】
私が教師時代にこどもたち(小2)からよく聞いた話は「先生、ママがあんまり褒めてくれない」という言葉でした😅漢字テストが満点だと「ママとアイスクリームを食べに行ける!」と大喜びする姿も印象的でした。テストをがんばった達成感はもちろんあったと思いますが、「ママに褒められたい!」が大きなモチベーションになっていた様子が伺えました。思春期になるとわかりにくいですが、それでも子どもたちは親からの応援&励ましの言葉を渇望しています。大人が真剣に向き合っているかどうか?それを彼らは試してきます。年齢に関係なく、ぜひ毎日何か一つ褒めてあげてください❤️愛情あふれる言葉がけは、心の栄養剤になります。