母の葬儀の際、葬儀の参列者全員がメッセージを書いて母の棺に入れるという場面がありました。その際、父は「君との結婚生活、本当に幸せでした」という言葉を迷いなく書いていました。
その時、私はハッとしました。自分の結婚生活に対して父のように「幸せ」と言い切ることができない自分の気持ちをはっきりと認めた瞬間でした。心の奥底に「離婚」を明確に考え始めたのはこの出来事がきっかけでした。自分の心に嘘はもうつけないと感じました。
生まれも育ちもアメリカの息子が、日本の大学進学や就職をすることは考えにくく、離婚してなお、私がアメリカに住み続けるためには、アメリカで仕事を得て、経済的自立が不可欠だと思いました。そして当時の私にとって、それは途方もなく大きなチャレンジに思えました。
MLMのビジネス、オンラインビジネス、色々な勉強やチャレンジをしてはうまくいかず、もがき続けていた間にコロナ禍が襲い、希望の光は全く見えない時期が長く続きました。
でも今振り返ると「強く願い続けたことは必ず現実化する」と言い切れます。自分の人生は自分でクリエイトすることができます。あなたが望む最高の未来を創ることができるのは、あなただけなのです。