貧困は病気

3週間の日本での滞在を終え、サンディエゴに戻ってくるなりサンノゼ出張でした。時差ボケのため人生最大の寝坊という事件がありましたが(笑)奇跡的に予定のフライトに間に合いました。

サンノゼでは丸1日ファイナンスのビジネストレーニングに参加しました。多くの知識とパワフルなエネルギーを吸収した密度濃い1日でした。中でも私の心に響いたのは「貧困は病気」というキーワード。

ファイナンシャルコンサルタントは「マネードクター」と呼ばれます。お医者様が病気の治療をするように、マネードクターはご家庭の資産状況の健全性を分析して、改善するための提案をします。

人生の幸せというのは十人十色、お金が全てではありません。しかし、お金がないことで苦労したり精神的に追い詰められたりすることもまた事実。「貧困」という状況を誰にも経験してほしくない。だからこそ、マネードクターであるファイナンシャルコンサルタントは、困っている人々を教育し、助ける使命があるという熱いメッセージを重く受け止めて帰宅しました。

特に女性は、子育てや介護などのために、キャリアを中断せざるを得ない場面に遭遇する確率が高いです。ですから、女性が経済的自立をするためには様々なチャレンジがつきものです。アメリカでも女性のリタイアメントプランには多くのチャレンジあると言われ、実際それを裏付ける統計データがたくさんあります。

まして日本は「相対的貧困率」(国の生活水準や文化水準が標準を下回る状態)が先進国の中でも、とりわけ高いという状況。女性は社会的に弱い立場になる場合が多いからこそ「投資」について学ぶことは「リスクマネジメント」につながります。

病気に気づいたら一刻も早く改善策を検討すべきです。そして「貧困」という名の病気におかされないよう、女性こそ若い時から「資産管理」や「投資」について、学ぶ必要があるのです。

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